【rizing loop】
2007年 12月 04日
12/2(日)
オレは4年ぶりにそこにいた…
《WiLL boulder》
そこは北海道の雄冬という地にあり、なにか懐かしさを感じさせる岩。
今回は5人(kazさん,shin君,いっつぁん,pax)で訪れた。
彼らは、naoさん初登の【sunset maniacs】(v9)に取り付かれたように情熱を削り、オレは一人、4年前に拓いたprojectをtry。
岩に雪が当たり壁の上を走りながらも、彼らのセッションはヒートアップ!!!
それにつられてオレもhigh(笑)
そんな中一人抜きに出て完登!!!!
え?
オレじゃないオレじゃない!!!
paxが一抜けた~!!!
そしてこれを機に《場の覚醒》が始まる。
paxが完登した直後に、shin君が気合いのtop out!!!!!
そして続けざまにkazさんも執念の完登!!!!
焦ったいっつぁんはその後一回落ちたものの、気合いのtryの末、岩のてっぺんに立った!!!!!!!
ん?
オレ??
…この空気…登んないとヤバいよね(笑)
辺りはすでに太陽の光が消えかかっていた。
どっちにしても、最後のtry…。
確実に気温は氷点下にあるが、気合いを入れlokiのジャケットをマットの横にほおった。
そのときの空間は以前感じたことのある…。
あれだけ強かった風は止み、雪も降らずにいた。
そう…sunset maniacsを夕暮れ時に完登したときと同じ感覚。
それを感じつつ、クラッシュパットから足を浮かす。
自動化された下部をゆっくりこなし、核心のキーホールドをとらえる。
正直にいうと上部の解決法は全く頭に描いてなかった。
にもかかわらず、体の向かう方向、スタンスに送る視線はベスト。
気付けばリップを抱え込み絶叫している自分がいた。
仲間達とは、全く違うlineをtryしてるにも関わらず、伝わるアツイ気持ち…
それがオレを押し上げてくれたんだと思う。
課題名は
【Rizing Loop】
《上昇輪》
(v11)
この場にいれたこと、そして恵まれた仲間に感謝したい。
写真提供:kazさん
by enjoyclimber_max
| 2007-12-04 23:44
| climbing!